私の大好きな町-郡上八幡-
プロフィールにも記載しましたとおり、私は生まれも育ちも岐阜県ですが、岐阜県というのは自然あり、温泉あり、おいしいお酒あり、という非常にいいところだと思っています。 中でも観光スポットとして私が一番好きなのは、郡上八幡です。郡上八幡は、今は郡上市八幡町といい、岐阜市から北に60㎞ほど行ったところにある長良川支流の山間の城下町です。全国的には、徹夜で盆踊りをする徹夜踊りが有名で、清流とどこか昭和レトロを感じさせる町並みが非常に印象的です。 これといった大きな商業施設や目玉スポットがあるわけでもありませんが、自然の美しさとどこか懐かしい町の雰囲気が非常に好きで、年に2、3回は通っています。 そこで、非常にどうでもいいのですが、今回は私なりの郡上八幡の楽しみ方を若干ご紹介します。
まず、郡上八幡への行き方です。郡上八幡に行くには、1:東海北陸自動車道で行く、2:国道156号線で行く、3:高山本線美濃太田駅から長良川鉄道(旧国鉄越美南線)で行く、の3種類のルートがあります。このうち私のおすすめは鉄道です。1両編成のディーゼルカーが長良川沿いに走るのですが、沿線の風景が非常にきれいで、乗っているだけでわくわくします。特に5月頃は、川を跨ぐようにして鯉のぼりが泳いでいる場所が途中にあり、季節感も感じられます。また、鉄道で行けばお酒を飲んでくることもできます。ただ、1時間から2時間に1本しか走っていないので、時間には余裕を持ったほうがいいでしょう。 長良川沿いはとにかく景色がきれいなので、国道156号線で行くのもいいでしょう。他方、高速道路は早く行けはするのですが、トンネルが多く景色を楽しむことはできないので、時間に余裕がないのであればともかく、そうでなければあまりお勧めはできません。
鉄道で行った場合、郡上八幡駅の駅舎も見物です。この駅舎は昭和4年の開業時のものとのことで、レトロ感を味わえます。駅舎内には、昔の鉄道関係資料も展示されています。
町内にはいろいろなお店や観光スポットがありますが、私が好きなのは、食品サンプル工房(郡上八幡は食品サンプル作りが非常に盛んで、町内に食品サンプル工房が多くあります。)、宗祇水(湧き水で、名水百選第1号)、平甚(そば屋)、安養寺、郡上八幡城、旧八幡町役場などです。平甚は、川縁に建っている老舗のそば屋で、奥の座敷で川を眺めながらそばを食べるとおいしさが増します。地酒を呑みながらそばというのもいいですね。
その地酒が置いてあるのが、上田酒店という酒屋です。宗祇水の入口から少し北に行ったところにあり、店内で酒を購入して店先で呑むことができます。ここの店主の方の郡上や酒に関する話を聞き、塩をつまみにしながら「郡上おどり」という地酒を呑むのが大好きです。
帰りも鉄道で帰りましょう。途中に、みなみ子宝温泉駅という駅があり、この駅舎はそのまま温泉施設に繋がっています。途中下車して温泉につかれば、ゆったりしたすごく幸せな気分になれます。 なお、郡上市内は温泉が他にもあり、八幡町よりもう少し北に行ったところにある白鳥町や大和町にも温泉があります。北に行けば行くほどヌルッとした泉質のいいお湯になっている気がします。
以上簡単におすすめスポットをピックアップしてみましたが、何度行ってものどかないい町です。また雪が溶けて暖かくなったら、絶対に行きたいと思っています。
皆様もお時間があれば是非お越し下さい。